お知らせ

増谷刃物に、新しい刃が生まれました。「伝統は刃に、個性は手元に。」

少し前にお伝えした、新しい刃の話。本日、その続きをお届けします。

道具を選ぶことに、迷いがなくなってきている人たちがいます。
週末は動画を見ながら手をかけた料理をつくり、キャンプでは道具の一つひとつにこだわり、食材選びにも時間をかける。

そうした人たちにとって、包丁はすでに「自分のために選ぶもの」になっているはずです。
けれど、いざ選ぶ場面で出会う多くは、家庭への提案や、贈りものとしての話ばかり。
「自分のために、自分で選ぶ一本」という選択肢を、増谷刃物が新しく差し出したいと思いました。

時間が経つほど、いい道具だとわかる。

週末、魚をさばく。肉を薄く切る。野菜を細かく刻む。——道具の実力差は、そういう時間に静かに現れる。

刺身の柵を一引きでスライスする滑らかさ、タコをそぎ切りにするとき刃が吸いつくように入る感覚。その差を生むのは、切れ味が長続きするVG10ステンレス鋼。越前の研ぎ師が仕上げた槌目の刃は、研がなくても鋭さが持続します。鎚目のひとつひとつに、手仕事の跡がある。料理にちょうどいい軽さと、本物の切れ味を両立した三徳包丁です。

八角形ハンドルは握ると手のひらに角が自然にフィット。口金を持たないすっきりとしたシルエットが、包丁全体を軽くする。持ったときの気持ちよさを、妥協しませんでした。

同じ刃に、三つの異なる柄を組み合わせました。

暁(あかつき)
── 朝の最初の光のような、静かな佇まい

白露(しらつゆ)
── 澄んだ空気をまとう、繊細な表情

赤鉄(あかがね)
── 力強く、頼れる存在感

選ぶのは、性能の違いではなく、好みの違い。
手元にしっくりくる一本を、じっくり選んでください。

■ 三徳・牛刀にも、新しい表情を。

TEMOTOが始まる日、定番の三徳包丁・牛刀にも
新刃模様「雪華(せっか)」が加わりました。

一片の結晶のように繊細でありながら、
刃元に確かな存在感を添える柄です。

これからシリーズを越えて広げていきたいと考えている柄の、
最初の一歩として、まずは定番のかたちから。

■ 発売情報

発売日:2026年8月17日
新シリーズ:TEMOTO(暁/白露/赤鉄)
新柄追加:三徳包丁・牛刀(柄:雪華)
販売場所:増谷刃物 公式ECサイト

道具は、誰かに選ばれるものではなく、自分で選ぶもの。TEMOTOから、増谷刃物の新しい一歩が始まります。